2015年4月26日日曜日

My Favorite Movie

 またナルニア国物語の映画を観ました。「アスラン王と魔法の島」、映画化されたシリーズ3作目のものです。1作目の「ライオンと魔女」でこの物語に遅まきながらハマってしまい、原作(もちろん日本語版です)を購入してさらにハマり、DVDを購入し、ほとんど台詞も全部覚えているにもかかわらず、TVで放送されるとまた観てしまうのです。 何がこの童話が自分を惹きつけるかって、原作の挿絵や雰囲気とキャスティングがあまりにもイメージ通りであるところもあるのですが、何といっても神話やSFと動物大好き人間にたまらない、アニマルもどき大量活躍の点にあるのではないかと思うのです。こと、リーピチープという勇敢で高潔なねずみが剣を持って戦いまくるところで萌える。このねずみは騎士道精神にあふれ、丸腰の敵には剣を向けない。自分の尊敬するところの生き物には礼節を尽くし、それこそ自分の生命をかけて戦う。子犬くらいの大きさのねずみなのですが、その姿があまりにもかっこよくまたけなげすぎて、あまりにリーピチープにハマってしまい、そのうち彼がでてくるとそれだけで涙がでるようになってきました。ヤバい。そして、大御所である、この世界の王であり創造主でもあるライオンのアスラン。シリーズが進むにつれて気のせいか、ちょっとずつ巨大化し、しかもどんどんイケてる雰囲気をかもし出しています。パターンとしてあたりまえといえばあたりまえなのですが、ナルニア国に何か困ったことがおこったときにアスランは異世界の人間を助けに呼ぶのです。が、さんざん人間に苦労させておいて、最後のところで助けに来る。創造主だからはじめからなんとかなるんじゃないのと思うけど、それでは冒険物語にならないですものね。ハズれた道を行こうとする人間に対して微妙に説教くさいところがまたよいのです。間違いのないアスラン。歩く姿がそれはたくましく美しい。毛質がなめらかで、いい匂いがしそうで本当に今のCG技術はすごいです。なによりあのモフモフのタテガミを引っ張って、がーって怒られてみたい。
 シリーズ4作目製作中ということで、7作全部できれば観たいなあ、と楽しみにする今日この頃なのでした。

こうのレディースクリニック 河野 洋子
http://kono-ladies-clinic.jp/




















ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 [Blu-ray]