京都第一赤十字病院 産婦人科では、2015 年 12 月 14 日より、京都府で初めて NIPT を開始しました。母体血を採取するのみで、非常に 高い陽性的中率・陰性的中率で胎児の 21・13・18 トリソミーの有無を検出します。しかし診断は確実 ではなく、診断確定のためには侵襲的検査(羊水検査や絨毛検査)が必要です。
当科は、高齢妊娠、染色体異常の既往妊娠、超音波での異常所見など様々な理由で出生前診断を考慮 されるご夫婦に対し、出生前遺伝カウンセリングのための専門外来を開設しています。その中で、出生
前診断の新しい選択肢として NIPT を提供していきます。詳しい情報はホームページに記載しています。 症例ありましたら是非ご紹介ください。
* NIPT (Noninvasive prenatal
genetic test)