行ってきました、愛知芸術劇場に...大好きなピアニストのコンサート。
最年少でショパンコンクールに優勝した、ユンディ・リというピアニストです。ピアノの貴公子とかキムタク、というあだ名もあるくらいのイケメンでもあります。
プログラムは、ショパンのピアノコンチェルト1番と、ベートーヴェンの「皇帝」でした。登場をわくわくして待っていました。今回は1階の前から10列目の席。オペラグラスを使わなくても、かなりいいとこまで見えます。開演の鐘が鳴り、オケメンバーがぞろぞろ出てきて、コンミスがA音鳴らしてる。もうすぐだよ。すごくお待ちしてます。あなたのためにここまで来ました。だから。きてきてきて来てーー。
で、ドアが開いて。
主役キター!!絶叫したいのをとにかく耐え、拍手しまくり。
30才を越して相変わらずスレンダーな8等身の、王子様のようなルックス。優雅にピアノに手をおいてお辞儀をし、燕尾服を派手にまくらずにそっと椅子の後ろにあわせて座る仕草もお美しい。
「もうすぐ、もうすぐ、次、ここ。ピアノはいったーー。」
少女のような華奢な指が華麗に鍵盤上を舞います。て言葉がぴったり。うーん、やっぱ王子様の音は自分の好きなショパン。全体を通して語られるなんともいえない厳しい切ない雰囲気にうっとりです。堪能。
20分の休憩時間の間に、なんとなく呆然と席に座ったまま「次はベートーヴェン」と心を切り替えます。
こうのレディースクリニック 河野 洋子
http://kono-ladies-clinic.jp/
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